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追うぞ! 千夜千冊130夜 『裏切られた革命』 レフ・トロツキー
レフ・トロツキー。1879年-1940年。ウクライナ生まれのソビエト連邦の政治家、ボリシェヴィキの革命家、マルクス主義思想家。トロツキズムまたはトロツキー主義は、レフ・トロツキーによって主張されたマルクス主義および共産主義革命理論のことでトロツキズムを主張する者をトロツキストという。

松岡正剛さんに要約してもらおう。
「トロツキーは1935年に亡命先をフランスからノルウェーに移して、そこで本書を書いた。もとより執筆能力の旺盛なトロツキーだったので、あっというまに書き上げたかとおもう。原題は『ソ連とは何か、そしてどこへ行くのか』というものだった。それがフランス語版で『裏切られた革命』になったのを、トロツキーも承認したらしい。このタイトルは、本書執筆の翌年の12月にスターリン憲法が制定されたことをおもうと、まさにふさわしい。トロツキーが本書で言いたかったことは「ソ連には社会主義はまったく存在しない」ということだったからである。トロツキーは本書を書いた5年後の1940年に、メキシコ郊外でピッケルで脳天を打ち砕かれて死んだ。スターリンの指金であることが明白になっている。スターリンは最初はシケイロスを隊長とする20名ほどの暗殺団にトロツキーを狙わせた。しかし、これは失敗した。ダヴィド・シケイロスといえばメキシコを代表する画家であるが、第二次世界大戦中の当時は画家が暗殺を計画するような、そういう行方知らずの情勢だった。メキシコばかりのことではない。このあたりの情勢はあまりに複雑すぎて説明しきれないが、たとえば、トロツキーはシケイロスに狙撃される前はフリーダ・カーロの「緑の館」に隠れていて、そこは画家のディエゴ・リベラが譲ったものだった。革命画家たちのあいだも割れていたわけである。それはともかく、何であれシケイロスは失敗した。そこでスターリンは、トロツキーの女性秘書の恋人役になりすました青年暗殺者を送りこむ。青年は首尾よく60歳のトロツキーの脳天をかち割った。トロツキーはこのテロリストをすっかり信用していたらしい。遺言は「第4インターナショナルを前進させてほしい」だった」

ロシア革命(十月革命、1917)は、トロツキーとレーニンにより指導された。1924年レーニンが死去するとスターリンが台頭しトロツキーと対立する。政治力に長けたスターリンが勝利し、トロツキーはメキシコに亡命しそこで暗殺されたのである。
[2014/10/14 00:18] | 追うぞ! 千夜千冊 | コメント(0) | page top
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