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追うぞ! 千夜千冊129夜 『アジア的身体』 梁石日
本書『アジア的身体』はあまり読む気を誘わず積読になっていたが、『夜の河を渡れ』はとても読みやすく愉しめた。梁石日(ヤン ソギル)はこういう作品を書くのかと知った。歌舞伎町の裏社会をリアルに描いてある。

『血と骨』は読んではいないけれど映画(2004年、崔洋一監督)は観た。1920年代、一獲千金の夢を胸に済州島から日本に渡って来た金俊平(ビートたけし)。彼は、李英姫(鈴木京香)を強姦し強引に結婚し息子の正雄(新井浩文)らに暴力をふるい、次々と愛人を囲う父親であった。そのような内容の映画。

松岡正剛さんは、どうして本著を選本したのか。このように語っている。
「梁石日がぼくに突き付けたものは、ぼくが入らなかったそうした洞窟の数々である。在日朝鮮人問題、ヒロシマ体験、中上健次の功罪、金史良や李良枝の文学の評価、被差別部落問題、日本の中の異邦人の実態、金芝河の評価、天皇とアジア、朴正煕政権と全斗煥時代によってつくられた韓国社会の意味、韓国民俗学の動向、日本的身体感覚の退嬰、セマウル運動の本質、金時鐘という文学、光州事件、日本のパチンコブーム、そして「アジア的身体性」とは何かという問題。これらはいずれも本書が取り扱っている話題たちであり、いずれもぼくが面と向かって考えてこなかった問題群だった」

このような紹介文があった。独特の世界観なのだと神妙になった。
「在日朝鮮人文学、日本文化の閉鎖性、国際化と差別・・・朝鮮・日本・在日をめぐる問題を柔軟かつラディカルに思考しつつ、規範からはみ出し、溢れ出る<アジア的身体>を喚び起こす」
[2014/10/11 23:58] | 未分類 | コメント(0) | page top
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