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追うぞ! 千夜千冊101夜 『スーパーネイチュア』 ライアル・ワトスン
本著の出版年は1973年。40年前に、動物学・生物学の研究者であるワトソンが科学と神秘の間に挑戦した本、ということか。

松岡正剛さんの思い出が綴られている。
「ぼくがこの本に出会ったのは、1974年のことである。それから5年後にワトソン本人に会う。そしてもうひとつの彼のベストセラーとなった『生命潮流』を工作舎で翻訳する相談をした。それからはワトソンとはいろいろなコラボレーションをした。いつも静かだが、頑固でひたむきな情熱家でもあって、ひとつのことに熱中すると、それを手放さない子供じみたものをもっている男だった」

内容につついては、松岡正剛さんがおおつかみにこう言いあらわしている。
「本書のタイトルになっている「スーパーネイチュア」という言葉は、ワトソンの造語であって、こんな言葉は英語にはなかった。どちらかといえば思想的には危険な言葉である。しかし、本書がもたらしたものは、その後の科学にも大きな影響を与えることになった。なぜなのか。アインシュタインが言うように、科学で説明のつかなさそうなところから、人間は自然現象に関心をもち、おまけにその現象の近くに居合わせた者はとくに、その神秘の理由を知りたがるからである。ワトソンはこの“知りたがり”の読者を満足させようとしたわけではない。そうではなくて、そのようなスーパーネイチュアな現象の背後には、何かメタシステムが動いていたり、あるいは相互につながりあっているネットワークがあるのではないかということを示唆したかったのである」

また松岡正剛さんは次のような留意点を指摘している。
「本書に書いてあることを、ぼくは今回読みなおさなかった。理由ははっきりしている。ここに書いてあることの大半が、その後いろいろな科学領域の深化や前進によって少しずつあきらかになり、その叙述がかなり過去のものになってしまっているからだ。そのことはワトソン自身もよく知っていて、本書の内容の一部はその後、彼の著書のいろいろな場面で補充され、訂正された」

とまぁ、今宵の趣旨を理解したうえで、本著をパラパラと見てみた。目次を読むだけで深遠なるものを感じる。

第一部 宇宙
  第一章 宇宙の法則と秩序
  第二章 人間と宇宙
  第三章 生命の物理学
第二部 物質
  第四章 物質を支配する精神
  第五章 物質と魔術
第三部 心
  第六章 心のあらわれ
  第七章 超越
  第八章 宇宙の心
第四部 時間
  第九章 新しい次元

松岡正剛さんとは違って、僕は、この夏休みに、全編を読んでみようと思う。
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[2013/07/29 08:34] | 追うぞ! 千夜千冊 | コメント(0) | page top
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