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固定観念と既成概念の打破
ある企業様で恒例の経営戦略を立案し実践するトレーニングを行なっています。今晩は皆さま、おそらくは徹夜で明日を迎えると思います。ご苦労さまです。いつものことながら講師である私も眠りにつけません。

目標としていることは、経営者の固定観念と既成概念を突いて破れということです。私の持論ですが、固定観念とは「そういうもんなんや」と思っているということ。既成概念とは「そんなん知ってるわ」と思っているということです。これらの経営者の思いを打破しろと発破をかけているのです。そうやって経営者にしっかりものを言えば、必ず有難うと喜んでいただけます。

問題はトレーニングを受ける方たちにもこびり付いている固定観念と既成概念をどのように取り払うかということです。指導側としては常にこのことに悩んでいます。

そうかと言って空理空論を展開する訳にはいきません。それは、実際からかけ離れている役に立たない考えや理論ということで、ビジネスパーソンが陥ってはならないことであります。兎にも角にも「実際はどうやねん」を大事にしないといけません。

あらゆる常識や定説を疑ってかかることです。その原点は言葉だと信じています。言葉に観念と概念が宿っています。我々はその観念と概念を言葉として用いることでビジネスの実際を認識できるのです。固定観念と既成概念の打破とは、その実際の認識を常時更新しなさいということに他なりません。

単純な言葉ほど、それが本来どういう意味であり、また環境変化のなかでどういう意味に移り変わろうとしていくのか、そういう言葉のダイナミズムを識っていなくてはならないのです。

具体例を書くと支障がありますので、うんと抽象的で(かつ最後まで結論を書かない中途半端で)はありますが、例えば「家」とは何かということです。

ある建築家はこう言いました。家とは「帰るところ」である。「行くところ」は目的的な所であるけれど、「帰るところ」は無目的的な所である。「暮らす」とか「住む」とか目的があるではないか。そういう反論が聞こえてきそうです。それが固定観念「そういうもんなんや」であります。

また、辞書にはこう書いてあります、家とは「住むための建物」であると。敷地という概念があります。敷地とは「建物を建てる土地」であります。この家と敷地を組み合わせますと空間が生まれます。家の周囲に関心が向きがちですが、家の上下ってどうなっているでしょうか。どうなっているかって、そんなん天地があるだけやと反論されそうです。しかしそれが既成概念「そんなん知ってるわ」であるのです。

固定観念と既成概念の打破が価値であること信じています。
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[2011/10/08 02:18] | 未分類 | コメント(0) | page top
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