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ヨガの分類
誰もがカジュアルにヨガをやるようになって、そもそもヨガって何なのと考えることもなく、どこのスタジオの、どのインストラクターの、どのプログラムが、どうのこうのと、なんだか商業主義に踊らされているようであまり良い気がしない。

私の持論は、こういうときには、古典に戻り対象を分類せよというものだ。基本図書として佐保田鶴治『ヨーガの宗教理念』(平河出版社)が良さそうだと直感した。

本著によると、ヨガの全体を、大きく「顕教ヨーガ」と「密教ヨーガ」に分けている。そして各々に細項目を設けている。

◆顕教ヨーガ(現実否定)
◇ラージャ・ヨーガ(心理的)
◇カルマ・ヨーガ(倫理的)
◇ジュニアーナ・ヨーガ(哲学的)

◆密教ヨーガ(現実肯定)
◇ハタ・ヨーガ(生理的)
◇バクティ・ヨーガ(信仰的)
◇ラヤ・ヨーガ(超心理的)
◇マントラ・ヨーガ(呪法的)

本書では次のように説明がなされている。
「現実否定の面というのは、苦行、禁欲を前提として修行の究極目的を現実からの離脱、いわゆる解脱とかネハンにおくという行き方である。現実肯定の面とは苦行や禁欲を前提とはしないし、行法の目的を、自然力を支配する力を得て現実の人間生活に役立てることにおくという行き方である」

空海は、密教に対して顕教という概念を創ったとされているから、そもそもは密教とは何かということになる。そんなの私には分からない。

かなり飛躍した結論だが、顕教ヨーガには近づくなということ。かつてオーム真理教事件でヨガのイメージが悪くなったことがあるが、ああいうのが顕教ヨーガ(のようなもの)の好例ではないか。

今現在、ふつうにヨガと呼ばれるものは、密教ヨーガのハタ・ヨーガのことだ。そう理解している。これで心身が生理的に健康になれば良い。
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[2011/10/01 05:04] | 未分類 | コメント(0) | page top
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