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アラサーの青年
弊社の阿倍野オフィスにあるアラサーの青年が来てくれていろいろ話をしてくれた。どのような意識をどのように持っているのだろうか。関心があった。

若さ特有のエネルギーの発露がない。話を聴いていくと、エネルギーを生みだす身体感覚を持っていないことがはっきりした。一言で診断すれば、現代的な満足病だ。

アブラハム・H・マスローが云う成長動機はあっても、欠乏動機がないのに等しい。低次の欲求が充たされているので、自己実現の高次欲求として成長動機はある。

はたと気づいた。この構造って実に危い。低次欲求が充たされてしまっているので欠乏動機が発動されず、リソースを集め用いる力(これが生きるエネルギーを創る)がとても脆弱である。これではいくら成長動機はあっても困難を克服し理想を具現化していくことなどできやしない。

本質的な対処は、低次欲求を充たしているものをすべて捨ててみることだ。そう見立てたので、その通りにアドバイスした。本人はきょとんとした顔をしている。おそらく今までそのようなことを指摘されたことさえないのだろう。

このとき思った。豊かな社会で低次欲求を充たされているなかでも、あえて欠乏動機を発動させる力が必要だ。センスのある青年はその大事を俊敏に見抜き実践している。問題は大多数の現代的な満足病患者である。

知恵のある大人が諭さなければならない。
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[2011/09/24 00:29] | 未分類 | コメント(0) | page top
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