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地球恋愛
ちょうど1ヶ月ほど前、オリジナリティとは何かを考えた。私の結論から云うと、オリジナリティとは温故知新の力である。

温故知新
故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知らば、以(もっ)て師と為すべし。
先人の学問や過去の事柄を研究し、現実にふさわしい意義が発見できるようであれば、人の師となることができるだろう。

この定義に沿って“私のオリジナルなコンセプト”をいくつか公表したが、あなたのオリジナル?って言われたことがあった。まぁ、そのことはもう気にはしていない。

では、自分以外の方のコンセプトで、その方のオリジナリティを評価しようと思い立った。そこで表題にある「地球恋愛」というマンガ作品である。

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私は、原作者のヤマザキマリさんとお逢いしたこともないし、どのような女性かも知らない。しかし「地球恋愛」のコンセプトは彼女のオリジナルだと思う。

ケチをつけようと思えば簡単だ。恋愛なんて世界のどこにでもあるではないか。大人の恋も同じ。そんなネタを拾ってきて日本でマンガ紹介したってありふれている。ネタを装飾したにすぎない。あなたの創造はどこにあるというのか。的外れの批判はこんなところだろう。

しかしよく考えてほしい。ヤマザキマリさんは世界各国を旅するのが好きな方らしく、自分の足で旅して各国の文化や生活を体験してきている。そこで成熟した大人の恋心がどのような発露や行動となって現れるのかをよく観察していらっしゃる。こういうのをマンガという表現手段を通して紹介できたら、日本の中高年に男性と女性問わず、年齢に関係のない恋の大事と夢を持つことの尊さを知ってもらえるのではないか。きっとそう想われたのだろう。そしてこの作品を創られた。なんと素晴らしい着想であり実行力ではないか。こんなこと他の誰にできただろう。まさしく温故知新の力。

「地球恋愛」のコンセプトはヤマザキマリという女性からしかでなかったのだ。こういうのを人のオリジナリティと言うのである。

「地球恋愛1」が発売されたばかり。これからが楽しみ。
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[2011/09/05 02:37] | 未分類 | コメント(0) | page top
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