FC2ブログ
管理職に求められる能力
興味があったので「管理職に求められる能力」ってググったら、目を通せないほどのサイト情報があるのを知りました。

どこの会社とは申しませんが(そのことは何の関係もないので)、トップのサイトを読みますと、管理職に求められる能力は、①経営理念に則った組織体制を構築する力、②部門目標を設定し達成する力、③部下を育成する力の3つであると書いてあります。他も大方はこんな感じなのでしょう。

こういう情報を真に受けて、経営者や人材開発責任者は、そうか、うちの管理職は①と②は大丈夫だが③の部下育成力が低いので、そこを専門の講師を呼び研修を実施して対処しよう、そのような発想となるのでしょう。

私は、こういう能力を分けて考えるものの見方を“能力還元主義”と呼んでいます。能力を分類すると何だか対処し易くなる気がするものです。この“能力還元主義”に感化された経営者や人材開発責任者は、せっせと社員をアセスメントし能力の凸凹したプロフィールを見ようとし、そして啓発点を見つけ出しそれに対処するのです。

関西弁で云いますと、アホか。

私は上のような人材開発は無意味だと早い時期に気づきました。そして管理職という言葉遣いをやめてビジネスリーダーと呼ぶようにしています。肝心要は、全人格的に人材開発を行うべきだということです。出発点は「優れたビジネスリーダーは経営にしっかりものを言い信頼を勝ち取る」という命題です。それだけ。経営にものを言わせてみれば、その人の能力の何もかもがすぐに分かります。

どうしてこのような大事が企業の経営者や人材開発責任者にはつかめないのでしょうか。専門技術研修を除けば、世にある多くのマネジメントやリーダーシップ研修は実利的ではありません。

プロジェクトラーニング方式で経営にしっかりものを言い信頼を勝ち取らせる。人材開発はそれだけでよいのです。そこにすべてがあります。
スポンサーサイト



[2010/12/18 05:24] | プロジェクトラーニング | コメント(0) | page top
| ホーム |