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事業仕分け

仕分け人と呼ばれる人たちの言動などが物議を醸しています。

行政改革は、前例踏襲主義の行政と、利益に絡むものならあれもこれもの政治家の姿勢が、阻害要因でした。官僚(行政職員)が立案した事業の趣旨や目的などの説明を聞いている限り、具体的な反論をするのは困難でした。

それに切り込んでいくのに、個々の事業ごとに、現場の声や実情に基づいて事業の必要性や本来あるべき姿を再考することを具体化したのが事業仕分けです。仕分け作業で出た結果はあくまで参考材料で拘束力はありません。最終的にどう判断するかは、首長、議会の責任だとされています。ただし、議論の中で出てきた論点についての再考や、結果がその後の庁内議論を経てどのように対応されたかを公表することを義務づけています。

こうやって整理すると、事業仕分けはとても良い制度だと思います。今回では3兆円の削減が目標に掲げられています。

何が問題なのかというと、あの問答の行い方ではないでしょうか。確かに、蓮舫氏の言動には短絡的なものを感じます。スーパーコンピューター開発について、「(スパコンは)なぜ世界1でなければならないのか、なぜ2位ではいけないのか」との発言は、仕分け人の見識の浅さを露呈しました。答弁側ではありませんが、野依良治氏の「凍結を主張する方々は、将来、歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか」には重みがあるし深い見識に裏打ちされています。

要は見識と良識。この国のミッションと将来のあるべき姿を深く論じていただきたい。そうでないと茶番劇で終わってしまいます。
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[2009/11/11 00:10] | ニュース | コメント(0) | page top
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