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ルビコン川

紀元前49年、ユリウス・カエサルは軍隊を率いてルビコン川を渡り、当時ローマを支配していたポンペイウスに対し宣戦布告したと言われています。

有名な言葉である「賽は投げられた」は、次のような状況をあらわしています。

ローマに攻め入る決意を固めたカエサルにとって、ルビコン川を渡りローマの中心部に攻め入れば、もう引き返せないことは分かっていた。カエサル軍がローマを奪取するか、ポンペイウスが彼らを全滅させるかのどちらかです。

ルビコン川(またはルビコン川を渡る)という言葉は、「賽は投げられた」状態という意味で使われていますが、大事なニュアンスは、窮すれば通ずとも言われますが、もはや変えることのできない流れのなかで強靭な意志を持ち事態を打開していく姿勢と行動ということではないでしょうか。

「ユリウス・カエサルの意欲(モチベーション)は最も高まった」と表現したら、なんとも絞まりのない文章になってしまいます。

意志と意欲はこれほど異なるのです。
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[2009/10/13 00:10] | 古典の智恵 | コメント(0) | page top
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