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どうして理髪店のマスターは弟子のお客の髪に最後チョキっと入れるか?

弊社が入居するビル1Fに日本料理店があります。ここでランチを食べた時のこと、一品ごとに、弟子は自分が盛りつけた鉢や皿を都度親方に見せてからお客に供します。

このときの情景が不思議でした。だって、親方はそれを見て軽く頷くだけなのですから。もちろん意味は分かります。私(親方)がきちんと見ていますから安心して下さい、まぁ、そういうメッセージなのでしょう。

これと同じ構造は、男性の場合、理髪店でよく経験します。その店の親方に雇われている弟子にしてもらった場合、きちんとしてくれるのですが、どうしてだか親方が最後に来てくれて、自らハサミをチョキっと入れてくれるのです。

不思議だといったのは、親方がその際にそうしたからといったって、何かが変わるわけでもないし、特別の機能が発揮される訳でもありません。客としては、その店を信用しているから入ったのであって、それ以上の期待はないのだから、そのようなジェスチャーは大した意味を持たないでしょう、現実的には。

この名残って、はたして価値を生んでいるのだろうかと最近考え込んでしまいます。その意味で不思議な情景だと感じたのでした。
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[2009/10/10 00:10] | 観察眼 | コメント(0) | page top
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