FC2ブログ
メタファー

比喩というのは、ある言葉を本来の意味とは異なる意味に用いることであると定義されます。言葉には意味があり、その意味をあらわすのはもちろんのこと、異なる意味まであらわすというのは、とても豊かなことだと思います。

比喩には大きく3つあって、最初はメタファーを紹介しましょう。

2つの事物または概念の何らかの類似性に基づいて、本来は一方の事物または概念を表す形式を用いて、他方の事物・概念をあらわすという比喩をメタファーといいます。

「食べすぎてブタになってしまった。」

人間が豚になるのは不可能ですから、豚のようにぷくぷく太ってしまったという意味であることは誰でもかわります。

「あの人はお天気屋だからつきあい難い。」

この場合は、天気がメタファーです。天気は変りやすいという認識が一般にあり(天気が変りやすいという意味を持つのではありません)、天気屋となると、この天気は変りやすいという特徴がベースとなって、人の心の状態をあらわしています。つまり、あの人は気分や機嫌が変りやすいということです。

メタファーを使うと言葉が豊かになります。要諦は、類似性はあらかじめ存在しているのではなく、我々が主体的に類似性を見出すということにありましょう。
スポンサーサイト



[2009/08/29 00:10] | 言葉 | コメント(0) | page top
| ホーム |