FC2ブログ
ドゥアブルとデリバラブル

仕事柄、人事部の方々と話す機会が多いです。もうかれこれ15年も人事の世界と接しています。人事機能を戦略的に考えようとしたこともありましたし、逆に人事部の在り方に疑問を持ったりもしました。ときの流行に追随すると、「人事は流行に従う」とか揶揄されることもありました。

日本の人事部というのは、ある意味で職業集団の雰囲気が今でも漂っています。ドゥアブル(Doable)とデリバラブル(Deliverable)という用語について、今もご存じのない人事担当者は多いです。これらの用語は、デイヴィッド・ウルリック(Ulrich,David,1997)氏の発案ですが、簡単に表現しますと、ドゥアブルとは、人事部のやることやできることという意味です。一方、デリバラブルは創造し貢献する価値と思えば良いでしょう。

ですからデリバラブルはその価値を受ける側の評価となります。早い話が、経営会議に人事部長が呼ばれるか、呼ばれないかということです。日本の人事部は、こと細かくドゥアブルは実践しているが、デリバラブルの評価は一貫して低いと言われています。

これを人事の中核的機能である人材開発にあてはめて考えますと、要するに、新規の将来コア事業となるものを創れない、競争優位を既存事業に築けていない、ということです。

私は、こころから思います。人づくりというのは、人事部が最優先で対応すべきデリバラブルの中核ではないかと。

プロジェクトラーニングが必要とされている時代背景があると感じています。
スポンサーサイト



[2009/06/21 00:10] | プロジェクトラーニング | コメント(0) | page top
| ホーム |