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ジョン・デューイ

社名のプロジェクトラーニングは私たちの造語なのですが、もとはアクションラーニングとしたかったのです。

いまではアクションラーニングは多義的に使用されていますが、私たちが信じるプロジェクトラーニング(=アクションラーニング)の源は、アメリカのプラグマティズムの代表的学者であるジョン・デューイ(1859-1952)にあると考えています。

まだまだ勉強不足ですが、ジョン・デューイはどういう考えの持ち主だったのかを記しましょう。

デューイの主張の要点は、知識の一方的伝達を中心とした伝統的な学校教育への批判にありました。伝統的な教育の中では子どもたちは形式にしばられて受動的になり,個性や感性、そして創造性は抑圧され,行動は機械的なものになってしまうため、めまぐるしく変動する社会変化に対応していくことができないと説いたのです。

デューイは、教育とともに哲学も重視しました。それまでの伝統的な哲学はこの世の究極的な真理を求めるものでありました。実在する姿を言葉で記述したものが真理であり、その真理を発見することが哲学の役割だと考えられていました。

デューイはそのことに疑問を持ち、哲学とは公共性のある問題の解決策を行動レベルで明確にすることが役割であると考えました。公共性のある問題とは、現実社会における解決されなければならない問題ですが、その解決手段・方法を明確にすることが哲学の役割だというのがデューイ流の哲学の立場でした。

その行動の方法について熟考されて明確にされたものを指導観念と呼んだのですが、よく考えて指導観念をつくり、その指導観念に基づいて実験的に行動していくことが重要であるとしたデューイの哲学の立場はしばしば実験主義といわれています。

デューイは人間の知性を信頼し、その知性を生かして行動の方法についての計画を立て、それに基づいて実行していけば現実社会における問題を人間が自らの力で解決することができる、デューイはそのような知性を教育でどのように育てるのかを問い続けました。

今こそ、プロジェクトラーニング(=アクションラーニング)が求められているのだと思います。





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[2009/04/04 00:10] | プロジェクトラーニング | コメント(0) | page top
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