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住宅リフォーム
仕事で興味もあったので、日経住まいのリフォーム博2010に行ってきました。どこの出展企業もPRや販売に真剣であらためて住宅リフォーム市場に活気が湧いているのがわかります。

業界関係者ではなく自分の見聞を広めるために行きましたので、住宅リフォームサービスのコンテンツが全体的に網羅されていないなと云う印象を持ちました。

業界人でない私は、少し変わった見方ができないかと思案しました。住宅の内と外とを分ける境界線って何だろうと考えたのです。この業界では内装と外装と呼ばれています。

生活者にすると快適な住空間が欲しいとするとまず思い浮かべるのは内装でしょう。基本対象は天井・内壁・床で、その対象に沿うように基本コンテンツとして建具・照明・水回りなどが登場します。

ところが太陽光発電パネルは例外であり屋根に乗りますので外装リフォームです。で、私の問題意識ですが、それ以外の外装リフォームはないのでしょうか。

そんなことを考えていたとき、内装と外装との境界線はどこかと意識が向かいました。太陽光発電パネルの場合は、各パネルで発電された直流電力を、パネルから伸びている線をつなぎあわせ一ヶ所に集め家の中へと送り交流電力へと変換します。こういう配線というのはどこの会社がやってくれるのでしょうか。薪ストーブだってそうでしょう。パーツとしてはストーブと煙突から構成されますが、煙突は当然に屋根を突き破ります。だれが工事してくれるのでしょうか。

断熱材は内装と外装との間にあるものです。普通、何かパネルのようなものを貼っていくイメージがありますが、高速で吹きつけるという方法もありそうです。また、窓というのは不思議なコンテンツで内装でもあり外装でもあります。

「快適な暮らし」を内装に向けがちですが、内装と外装との境界線に「見えないところも安心でしっかりとしている」という価値、外装には「自然と共生して家を活かす」という価値を創造していけるのではないでしょうか。

まだまだ各社は知恵が足りないような気がします。プロジェクトラーニングをご一緒にさせて下さい。顧客創造をしてまいりましょう。
[2010/11/16 04:22] | 価値ある商品 | コメント(0) | page top
防衛省・市ヶ谷台
10月の終わりにテレビ東京で「なるほど再発見!明治~昭和の写真でめぐる東京散歩」という番組があり、防衛省に無料で入れるツアーがあることが紹介されていました。

私はうまい具合に月曜日の午前にすっと入れたのですが、団体さんなどを含めて、なんでもいまでは300人待ちだとか云っていました。

心に焼きついたのは儀仗(ぎじょう)というものでした。儀仗兵と云うときには、儀礼や護衛のために天皇・皇族・高官や外国の賓客などにつけられる兵のことを指します。この儀仗を行う場所が儀仗広場であり、たいへん広いスペースなのです。一部の儀仗兵が訓練をしているのですが、彼らの目を観察していますと、いずれも魂に極みとなっていると云いましょうか、普通の人間の目ではありません。正直、恐ろしいものを感じました。

1970年11月25日に三島由紀夫がここを訪れたときは、陸上自衛隊東部方面総監部がありました。いまでは市ヶ谷記念館となって移転・保存されています。三島由紀夫ともみ合いになった際につけられたドアの刀傷というものですが、たしかに3ヵ所に傷ついているのですが、それだけ見せられも何の感慨も湧いてきません。

厚生棟では自衛隊グッズがたくさん売られています。現在では迷彩服3型って云うそうです。バージョンアップしているのですね。迷彩とは主として自然物などの背景にとけ込むようにランダムなパターンで色彩を施した模様の意味ですが、これはいまでは確立されたデザインになっています。本物を見入ってしまいました。

2時間少しのツアーでしたがどれもこれも興味深かったです。
[2010/11/10 17:53] | 価値ある商品 | コメント(0) | page top
なでしこ寿司
興味深いお店に食べに行ってきました。秋葉原にある「なでしこ寿司」です。私が行ったのは10月下旬でオープンから約1ヶ月経過した頃です。

辛辣でしょうが結論から云うと、今のままで運営しているとこの店はあと1ヶ月ももたないと思います。多くの課題を抱えています。しかしながら真剣にプロジェクトラーニングしたのなら大化けする可能性があります。それだけ打ち出したコンセプトがユニークだということです。

なでしこ寿司は、ごく簡単に云うと女の子が寿司を握ってくれるお店です。社長は錦織和也さんというまだ若い方で、技術指導は吉野正幸さんという六本木ヒルズのすし職人だそうです。つまり、ちゃんとした寿司店なのですが若社長が斬新にプロデュースしたお店と云えそうです。

秋葉原にオープンさせたというのがミソです。どう考えても、萌え!にイメージを重ねているわけですが、実際に入ってみると良い意味で期待を裏切り、ちゃんとした寿司が食べれたとお客に思わせたかったのでしょう。

店内での撮影はご遠慮下さい。こう書いてあるのを見た瞬間、私はここの社長は未熟だなと感じました。カウンター席のみで14名で満席でしょうか。お客複数人を一人の女の子で受け持てるように「握り場セット」(私の造語)が5つほど設置してあります。女の子は自給1680円のアルバイトですが、皆はっぴを着て「握り場セット」前に立ちます。背後に厨房がありネタの搬送や一部加工などを行う仕組みです。余談ですが一応何かあったときのためでしょうか、がたいの大きい男性が一人、厨房やレジ回りをうろちょろしていました。

どの業界でも新しいビジネスモデルに共通する鍵は、素人を職人のように仕事させる仕組みです。その意味ではなでしこ寿司に工夫があります。内部の様子を見られたくなかったのだと推察しますが、この程度ならばすぐに真似されます。それより自由に撮影させて宣伝効果を狙った方が断然経営にはプラスだと感じました。

私が訪れたのは昼でした。メニューはコースしかありません。それを食べたうえで単品を追加注文して頂くのも良いでしょうとの案内です。コースは3000円です。茶碗蒸し、にぎり10貫、デコ巻き(巻きずしをデコレーションしたもの)、味噌汁(当初は野菜スープだったそうですが)、デザートです。9月のプレオープン時は半額の1500円で提供していたそうです。

今のままで運営しているとこの店はあと1ヶ月ももたないと思った最初の直観は、このコース内容では客の値踏みは1500円かどんなに良く評価しても2000円が限界だなと感じたからです。つまり今のままではお客にこの店はボッタクリという印象を持たせて帰らせることになります。私が経営者ならばまず平日のランチ営業をやめると考えましたが、どうやら11月から実際にそうするそうです。学習による運営の跡がみられます。なでしこ寿司がプロジェクトラーニングに出会ったら劇的に変わるのになと思いました。

肝心のにぎりですが、たしかに女の子は受けたであろう指導に忠実に仕事をしてくれました。丁寧に握ってくれています。町の寿司屋でしおれたおっさんが握るのと比べたら、にぎりの品質でははるかに凌駕しています。だけど一つだけ欠陥があります。シャリにしまりがないです。そして鮨が生温いのです。素人の感想ですが、女の子の手の圧力が弱いのだと思います。そして握る手の温度が高いのだと思います。

なでしこ寿司を発展させようと思うなら、私のアドバイスは以下です。
自給1680円のアルバイトいいでしょう。コースのみ3000円いいでしょう。それで勝負を続けなさい。あとは稼働率を上げリピートを増やす。これに尽きます。

①はっぴを着ているんだから店内を祭りで演出しなさい。
②撮影はむしろ奨励すべきです。口コミを最大限に活用しなさい。
③女の子には、技術指導と併せて接客指導をおやりなさい。お客は主として男性なのですから、男相手の接客のプロを一人招聘すべきです。その人に女の子の接客指導にあたらせなさい。この効果たるや絶大になります。
④コース内容の付加価値を少なくともいまの2倍にしなさい。いまのままだとまったく工夫が足りません。デコ巻きではインパクトがないです。
⑤ホームページは刷新しなさい。いまのだと店の価値を下げています。
⑥お客を酔わせるのが肝です。酒類の活用をもっと工夫しなさい。
⑦玄関を分かりやすくしなさい。私が経営者なら、ここをただちに爆破せよと云いますよ(笑)。

勝手なこと書いてすいません、なでしこ寿司さん。あなたたちの挑戦に意気を感じたものですから、つい感じたことを綴ってみました。半年後に再訪します。お店が繁栄していることを期待しています。
[2010/10/30 06:30] | 価値ある商品 | コメント(0) | page top
AOKI
大手紳士服専門店の市場は、シェア順で、青山商事、AOKI、はるやま商事、コナカだと思います。首位の青山商事が3割強、2位のAOKIが2割弱のシェアで、この2社で約5割のシェアをとっているでしょう。

このような市場状況にある業界では、私は仕事柄、チャレンジャーの市場地位にある会社をウォッチします。経営学の教えるところでは、チャレンジャーは通常は市場シェア2位で、マーケットリーダー(1位の青山商事)に対し攻撃をしかける活きの良い企業だからです。

私はプロジェクトラーニングの創始者ですから、自分でも日々体験学習をやっています。ですからAOKIでスーツを何着も買いました。AOKIの売り方って工夫が多いと知りました。

その一つは半額セールってやつです。店頭では、価格は正規価格と値引価格の二重表示をしてあります。半額とは書いていません。ところが特定のメディアの広告を見たことを伝えると半額になります。しかもです、半額適用しなければ、2着目が正規価格+千円で買えますよと誘われます。

ズボンの裾丈をチェックし終えた後は、すかさずシャツとネクタイをおあわせなりますとかとくる。会計へ行くまでの導線に、靴、鞄、小物(例えば靴下)などが置いてあり、割引で買えますよと声をかけてくる。売るほうとしては当然のことを、きちんと自然にやっていると感心しました。顧客志向に無駄がなくスマートだという印象です。

ズボンに、ストッパーと股下パットをトッピング(そんな言葉は使わないでしょうが)できるのが私には重宝です。昔に比べると品質も凄く向上しているように思えます。

どの業界でもチャレンジャー企業で物を買いサービスを受けてみることをお奨めします。

[2010/10/12 17:51] | 価値ある商品 | コメント(0) | page top
エバーフレッシュ
観葉植物のなかで、エバーフレッシュは特徴的です。葉が日中は開いているのですが、その葉は夜には閉じるのです。特徴というのはそれだけですが、現場では人に愛され人気が高いようです。

肝心なことは、顧客の価値を想像・創造することです。

こんな話を聴きました。あるお店に置いたエバーフレッシュは、まず育って大きくなっていく姿が見られる。そのお店にお越しになる御客様の話題にも上る。日中は葉が開き日があたらなくなると葉を閉じるというところが、なんだか人のようだと。

さらにですが、置いて間なしのときは、夕方早くには葉が閉じていたそうで、どうやらこのお店にやってくる前の環境に適応していたようです。ところが、しばらくするとお店の閉店と同時に葉が閉じて、翌朝の開店と同時に葉が開くようになったそうです。“エバーフレッシュは私たちの仲間になってくれた”と表現されていました。

ただの植物の動きなのですが、人の感じる価値はこのようになります。
[2010/10/09 05:53] | 価値ある商品 | コメント(0) | page top
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